介護職は大変な職業として知られているので、休日も少なそうだな…というイメージがあるようです。では実際にはどのくらい休めるのでしょうか。
実は介護職の年間休日の平均は105~110日と言われています。つまり、月に8~10日休みがあるという計算になりますね。夜勤明けの休みなどは身体を休めるために使うことが多く、全ての休日をアクティブに使えるわけではありませんが、日数自体は他の業種と比べて見劣りするものではないことがわかります。もしかすると「前の仕事よりも休み多いな…!」と感じる人もいるかもしれません。
地域によっても労働条件が違うので一概には言えませんが、年間休日105日未満は介護職の中では少ないほうです。実はブラックだった…ということもあり得ますので、これから就職先を探す人は注意してくださいね。また、今働いている職場が105日未満だという介護職員は、他の職場を探してみると良いかもしれません。
求人票を見てみると、年間110日~120日の休日を約束している施設もたくさんあります。休日日数以外にも働きやすさや給与など様々な希望条件があると思いますので、可能性を広げるために年間休日105~120日くらいの幅を持たせて求人を探してみるのが良いと思います。
厚生労働省の調査によると、介護職員の有給休暇平均取得日数は年間8.86日で、5日以下と答えた人は約3割でした。前述したとおり、夜勤明けの休みなどは身体を休めるために使うことが多いので、他に有給休暇を取得しようと思うのは自然なことだと思いますが、簡単には取ることができないのが現状のようです。
人手不足でギリギリのシフトを回しているような施設では個人の仕事の負担も大きく、自分が休んだ場合の他のスタッフのことを考えると有給は取りづらいと考えるのもうなづけます。またそういった状況から、「みんな有給を取らずに働いているんだから」という職場の空気を感じることもあるようです。だからと言って、取りづらい状況をこのままにしておいて良いわけではありません。日本全体で働き方改革に注目が集まる今、介護業界でも有給取得状況の改善はすぐに取り組まなければならない課題と言えるでしょう。
有給休暇は働く人の権利ですから、申請の際のポイントをおさえて、なるべく希望が叶うように工夫してみましょう! 介護職は有給休暇が取りにくい?介護士が有休を取得する方法やコツについて
多くの求人が出ている介護の仕事ですが、いざ条件がよく自分に合った職場を探そうと思うと、情報量が多すぎるのでひとりで的確な判断をすることはとても難しいです。働き始めてから後悔しないように、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
リラックスして心身を休ませる方法は人それぞれ。一日中寝ているのが良い人もいれば、スポーツを楽しんだり美味しいものを食べに行くのが良い人もいます。ただ共通して言えることは、「頭の中をリセットするのが大事」ということです。良い休日にしましょう!
介護業界に休日が少ないイメージがあるのは、人間を相手に365日24時間のケアが必要だという仕事の特性が理由かもしれません。しかし、本当の原因は人手不足にあります。多くの介護職員を悩ませるこの問題に、解決の糸口は見つかっているのでしょうか。
介護職の休日
休日が少なくても我慢している介護職員や、これから介護職に就こうとしているけどちゃんと休めるのか不安な人はいませんか?待遇は施設によって大きく違うので、ぜひこのサイトを参考にして理想の職場で働いてください!お問い合わせはコチラから。